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2025.07.04
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【軽自動車の安全性】安全な軽自動車を選ぶポイントを徹底解説!

軽自動車はコンパクトさや経済性の高さから根強い人気がありますが、普通車に比べて安いからこそ安全性が気になるかもしれません。冬の厳しい気候に見舞われる北海道では、車の安全性能が重要な選択基準です。この記事では、軽自動車の安全性能の実情や最新の安全技術、安全性を見極めるポイントを解説します。

記事を読めば、軽自動車の安全性に関する正しい知識が身に付き、機能性と安全性のバランスの良い軽自動車を見つけられるヒントが得られます。最新の軽自動車は安全基準や装備が充実しており、日常使いから長距離移動まで安心して選べる車種がそろっています。

安全性能の高い信頼できる一台を選び、安全なカーライフを送りましょう。
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軽自動車の安全性能の実情

近年は軽自動車の安全性能は大きく向上していますが「衝突に弱い」「装備が不十分」といった誤解はいまだに根強く残っています。誤解の多くは、軽自動車に対する古いイメージや、不完全な情報にもとづいていることが原因です。

近年は安全装備の進化により、軽自動車に対する評価も大きく変化しています。

国土交通省が定める軽自動車の安全基準

軽自動車には、国土交通省によって定められた厳格な安全基準があります。安全基準は事故の際に乗っている人だけでなく、周囲の歩行者も守るために重要なものです。国が設けた厳格なテストに合格しなければ、軽自動車は公道を走れません。軽自動車に求められる主な安全基準は、以下のとおりです。

  • ・衝突安全性能(車体強度)
  • ・頸部傷害軽減性能
  • ・歩行者保護性能
  • ・シートベルト取付部の強度
  • ・エアバッグ性能(装着車両の場合)
  • ・制動性能
  • ・タイヤ性能
  • ・灯火器性能
  • ・ESC(横滑り防止装置)搭載
  • ・ABS搭載(装着車両の場合)
  • ・ISOFIX対応チャイルドシート固定装置

軽自動車にはさまざまな安全基準が設けられており、基準をクリアすることで日常の安全運転ができます。

軽自動車の安全装備は進化し続けている!

先進安全技術が登場する前の軽自動車では、エアバッグ(※1)やABS(アンチロックブレーキシステム)(※2)といった基本的な装備が主流でした。近年ではさらに進化した安全装備が、軽自動車にも次々と採用されています。

雨天時や雪道などで軽自動車が滑るのを防ぐ「横滑り防止装置(ESC)」は、走行中の車両の安定性を大きく向上させています。障害物を検知し自動でブレーキをかける「衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)」は、追突事故のリスクを減らす技術です。

運転ミスによる軽自動車の事故を防ぐ機能は、以下のとおりです。

  • ・誤発進抑制機能
  • ・車線逸脱警報システム
  • ・ふらつき警報

軽自動車の骨組みの安全性も、年々高まっています。「衝突安全ボディ」と呼ばれる構造により、万が一の事故でも車内の乗員を守る力が格段に強くなりました。

※1 エアバッグとは、車の衝突時に衝撃を吸収し、乗員の身体を保護する安全装置です。
※2 ABS(アンチロックブレーキシステム)とは、急ブレーキ時や滑りやすい路面でのブレーキ時にタイヤがロックするのを防ぐシステムです。

軽自動車の安全性を高める最新技術

最近の軽自動車には、安全運転を支援する先進技術が多く搭載されています。軽自動車の安全性を高める最新技術は、以下のとおりです。

  • ・危険を回避する衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)
  • ・安全運営を支援するアダプティブクルーズコントロール
  • ・事故時の衝撃を軽減するサイドエアバッグとカーテンエアバッグ
  • ・うっかりミスを教えてくれる車線逸脱警報システム
  • ・ハンドルが軽くなる電動パワーステアリング
  • ・雪道などで安心な横滑り防止装置

危険を回避する衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)

衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)は、万が一の衝突の危険を減らす安全機能です。車の前にある障害物を見つけてぶつかる危険があると判断すると、運転者に警告したり自動でブレーキをかけたりします。衝突被害軽減ブレーキには、以下の働きがあります。

  • ・監視(カメラ・センサー)
  • ・警告(音・ランプ)
  • ・自動ブレーキ

衝突被害軽減ブレーキには、前方の車両を検知するタイプや人を見つけるタイプなどがあり、軽自動車の車種によって性能に違いがあります。ただし、衝突被害軽減ブレーキは万能ではなく、大雨や雪の日、センサー部分が汚れているときにはうまく作動しないこともあります。

衝突被害軽減ブレーキは「運転をサポートする装備」であることを理解し、過信しないようにしましょう。

安全運営を支援するアダプティブクルーズコントロール

アダプティブクルーズコントロールは、軽自動車の運転の負担を軽くし、安全運転をサポートしてくれる便利な機能です。前の車との適切な車間距離を保ちながら、設定した最高速度までの範囲で、自動的に加速・減速してくれます。アクセルやブレーキを何度も踏みかえる必要が少なくなり、疲労の軽減にも効果的です。

長時間の運転や交通量の多い状況では、アダプティブクルーズコントロールの効果をより実感しやすくなります。前方の車との適切な車間距離を保ち続けることで、追突などの事故リスクを軽減できます。

ただし、いつでも周囲の状況に目を配り、自分の判断で軽自動車を運転する意識を持ちましょう。

事故時の衝撃を軽減するサイドエアバッグとカーテンエアバッグ

サイドエアバッグとカーテンエアバッグは、側面からの衝突や軽自動車が横転してしまった際に、乗員を守る安全装備です。サイドエアバッグは、軽自動車の側面から衝突された際にシートの横から展開し、乗員の胸部や腹部への衝撃をやわらげる働きがあります。

一方、カーテンエアバッグは、側面衝突や車両の横転時に窓ガラスを覆うように広がり、頭部や首への衝撃を軽減します。軽自動車は車体がコンパクトであるため、横方向からの衝撃に対する備えが必要です。エアバッグの装備は、万が一の際に軽自動車の乗員の安全を守るうえで大きな役割を果たします。

うっかりミスを教えてくれる車線逸脱警報システム

画像:ダイハツ 公式サイト

車線逸脱警報システムは、軽自動車がうっかり車線を越えそうになったときに、音や表示でドライバーに知らせてくれる安全機能です。軽自動車の運転中のちょっとした気のゆるみや眠気によって、意図せず車線をはみ出してしまうリスクを減らせます。

車線逸脱警報システムは注意力低下の補完やヒヤリハット防止に効果的です。ただし、雪で白い線が見えにくいときや、ひどい雨が降っているときには車線逸脱警報システムがうまく働かないこともあります。

ハンドルが軽くなる電動パワーステアリング

電動パワーステアリングは、電動モーターの力を使ってハンドル操作を軽くしてくれる便利な機能です。低速走行時や駐車時でも、電動パワーステアリングなら軽い力でスムーズにハンドルを回せます。

一方で、高速走行中には電動パワーステアリングにより軽自動車のハンドルが適度に重くなり、まっすぐ安定した走行が可能です。電動パワーステアリングはエンジンの力を使わずにハンドル操作を補助するため、軽自動車の燃費の向上にもつながります。電動パワーステアリングが役立つ主な場面は、以下のとおりです。

  • ・駐車場でのバック
  • ・狭い道でのUターン
  • ・雪道・凍結路での運転

電動パワーステアリングは雪道などでの微妙なハンドル操作を補助してくれるため、軽自動車の運転がしやすくなります。

雪道などで安心な横滑り防止装置

横滑り防止装置は、雪道や凍結路など滑りやすい道を軽自動車で走るときに心強い味方です。滑りそうなときに、自動的に軽自動車のエンジンの出力やブレーキの力を調整し、まっすぐ走れるようサポートしてくれます。

凍結した道路での空回りや、急なハンドル操作による軽自動車の横滑りを防ぐ働きがあります。横滑り防止装置は、軽自動車の動きを自動で制御することで、事故のリスクを減らす重要な機能です。

軽自動車の安全性能を評価する基準

軽自動車の安全性能評価には以下の重要な視点があり、総合的に判断することが大切です。

  • ・【衝突安全性】事故などで衝突した時の安全性能評価
  • ・【予防安全性】事故を未然に防ぐ安全性能評価
  • ・【運転安全性】運転時の安定性を計る安全性能評価

【衝突安全性】事故などで衝突した時の安全性能評価

近年の軽自動車には衝突時の衝撃をできるだけ軽減し、乗員を守るためのさまざまな工夫が取り入れられています。軽自動車の衝突安全性を高めるポイントは、以下のとおりです。

  • ・高張力鋼板を使用した強固な骨格構造
  • ・衝撃を吸収する衝突安全ボディ
  • ・乗員を守る多様なエアバッグ
  • ・拘束力を最適化する先進シートベルト機構
  • ・首への衝撃をやわらげる頸部衝撃緩和シート

軽自動車に搭載されている安全技術は、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が実施する公的な試験によって評価されています。試験の結果は、軽自動車選びの際に安全性を比較・検討するうえで、大切な参考情報となります。

【予防安全性】事故を未然に防ぐ安全性能評価

予防安全性とは、事故を未然に防ぐ技術や装備が、軽自動車にどれだけ備わっているかを評価する基準です。軽自動車に以下の機能があると、予防安全性が高いと言えます。

  • ・衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)
  • ・車線逸脱警報システム
  • ・誤発進抑制機能
  • ・先行車発進お知らせ機能
  • ・アラウンドビューモニター(全方位モニター)

安全性の高い軽自動車を選ぶには、予防安全機能の有無や性能をしっかり確認することをおすすめします。

【運転安全性】運転時の安定性を計る安全性能評価

軽自動車を選ぶ際は、運転のしやすさも安全性を高める大切なポイントです。視界が広く死角が少ない軽自動車は周囲を確認しやすく、小回りが利くため狭い道や駐車もスムーズです。車の動きが安定していることや、アクセルやブレーキが運転者の操作に正確に反応することも安全性向上につながります。

運転姿勢が楽でスイッチ類が手の届きやすい位置にある軽自動車の場合、運転ミスを防ぎやすくなります。軽自動車の運転のしやすさは、日々の安全運転を支える重要な要素です。

軽自動車の安全性を見極めるポイント3選

軽自動車の安全性を判断する際には、以下のポイントを押さえるようにしましょう。

  • ・安全機能の充実度
  • ・車両の構造安全性
  • ・視界の良さ・運転のしやすさ

安全機能の充実度

最新の軽自動車には、事故を未然に防ぐための機能や、万が一の衝突時に乗員を守る機能が数多く搭載されています。安全機能が充実していれば、毎日安心して軽自動車を運転できます。軽自動車に採用されている代表的な安全機能は、以下のとおりです。

  • ・衝突被害軽減ブレーキ
  • ・エアバッグ
  • ・予防安全機能
  • ・誤発進抑制機能
  • ・駐車支援機能

軽自動車の安全機能はメーカーや車種、年式やグレードによって、標準装備かオプションかが異なります。軽自動車のメーカーによっては独自の安全運転サポートシステムを提供している場合もあります。どの安全機能が必要か、運転スタイルや軽自動車の使い方に合わせて事前に確認しておきましょう。

車両の構造安全性

画像:ホンダ 公式サイト

軽自動車には、衝突時でも乗員スペースの変形を防ぐために設計された骨格構造や部品が用いられています。軽自動車の前後には衝撃を吸収する構造があり、衝突時にはクッションのように働きます。乗員が座る空間には、つぶれにくい強い素材が使われていて安心です。

軽自動車のドア内部には側面衝突に備えて補強材が組み込まれており、横からの衝撃にも対応できる設計です。万が一軽自動車が横転した場合でも、屋根や柱の部分が強化されているため、車内空間をしっかりと維持できます。後方から軽自動車が追突された際には、首への負担を軽減するよう工夫されたシート構造が乗員を守ります。

軽自動車のボンネットやバンパーには衝撃をやわらげる設計が施されており、頭部や脚部へのダメージの軽減が可能です。軽自動車の基本構造には軽量で高い強度を持つ新素材が採用され、車体の安全性能も大きく向上しています。

視界の良さ・運転のしやすさ

軽自動車は、視界や操作性の良さでも安全性を高めています。交差点や歩行者の確認がしやすく、死角を減らす工夫が軽自動車には施されています。背の高いハイトワゴンタイプの軽自動車は座面が高く、前方を遠くまで見渡せます

コンパクトな車体は車両感覚をつかみやすく、軽自動車は狭い道や駐車時の取り回しもスムーズです。以下の機能も軽自動車の操作性を高め、運転のしやすさに寄与します。

  • ・バックモニター
  • ・アラウンドビューモニター
  • ・雪道運転支援機能

軽いステアリング操作と人間工学にもとづいたペダル配置によって、軽自動車は長時間の運転でも疲れにくい設計になっています。運転に不慣れな方からベテランドライバーまで、幅広い層にとって安全で快適な運転環境を軽自動車は実現します。
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軽自動車の安全性に関するよくある質問

軽自動車の安全性に関する以下のよくある質問と回答を紹介します。

  • ・軽自動車でも安全に長距離運転できる?
  • ・軽自動車の事故死亡率は高い?

軽自動車でも安全に長距離運転できる?

軽自動車でも、安心して長距離運転ができるようになってきました。近年の軽自動車は車体の剛性が高まり、直進安定性や衝突時の安全性能が大きく向上しています。軽自動車の運転をサポートする便利な機能も充実しており、長時間の運転による疲労を軽減してくれる点も魅力です。

以前の軽自動車と比べて車内の静粛性が高まり、座席の乗り心地も大きく改善されています。軽自動車は燃費性能も優れているため、長距離走行でも経済的です。ただし、安全に長距離を運転するためには、出発前に軽自動車の点検やこまめな休憩も欠かせません。
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軽自動車の事故死亡率は高い?

軽自動車だからといって一概に死亡率が高いとは言えません。事故のリスクは車種だけでなく、ドライバーの安全意識やシートベルトの着用といった行動にも大きく左右されます。

近年の軽自動車は安全基準を満たしつつ、衝突試験でも高い評価を受けているモデルが多数登場しています。事故を未然に防ぐ「予防安全技術」も、多くの軽自動車に搭載されるようになりました。最新の軽自動車を正しく選び、安全運転を心がけていれば、必要以上に不安になることはありません。

所有する軽自動車の安全性能を正しく理解し、日々安全運転を意識するようにしましょう。

最新の軽自動車は安全性が高くて安心!

北海道で軽自動車を選ぶときは、安全性をしっかり見極めることが重要です。最新の軽自動車は国の厳しい安全基準をクリアしており、最新の安全機能が備わっているため安心です。軽自動車の安全機能には、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警報システムなどがあります。

安全な一台を選ぶには、公的な評価を参考にしながら軽自動車に搭載されている安全装備を確認しましょう。実際に軽自動車を試乗して、視界の良さや操作性が自分に合うかを確かめることも大切です。冬道が不安な方は、信頼できる軽自動車の販売店で専門家に相談し、購入後のサポート体制も確認しましょう。

自分に合う軽自動車を見つけて、安全で快適なカーライフを楽しんでください。
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北海道軽パークは、札幌市・北広島市・苫小牧市に4店舗を展開する軽自動車専門店です。総在庫台数は1000台以上を誇り、軽自動車からコンパクトカー、SUV、ミニバンなど幅広いラインナップを取り揃えています。

特に令和年式の在庫量は道内ナンバーワン(※2025年2月末時点)を誇り、年間の軽自動車販売台数は約2500台です。年間車検台数は約6000台、2023年の売上は48億円に達しています。 軽自動車をお探しの際は、北海道軽パークで在庫をチェックしてみてください。

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