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雪道の運転方法
皆さま、こんにちは!
「軽自動車で北海道を元気に!」北海道軽パークです🚗🚙🛻
雪道運転は、慣れない人には非常に怖いものですよね。しかし、正しい知識と運転方法を知っていれば、安全に目的地まで辿り着くことができます。今回は、雪道運転の初心者の方に向けて、基本的な注意点から具体的なテクニックまで、わかりやすく解説していきます。
雪道運転の準備
スタッドレスタイヤの装着
スタッドレスタイヤへの交換は必須です。タイヤの溝の深さや空気圧も確認しましょう。その上で、突然の大雪などの天候の変化に備えて、タイヤチェーンも常に用意してください。高速道路では、「冬用タイヤ規制」や「チェーン規制」が実施されている場合があります。「チェーン規制」は、異例の大雪の時に実施され、スタッドレスタイヤを履いていてもチェーンを装着していないクルマは通行できません。
関連ブログ:スタッドレスタイヤの選び方
点検と雪かき
ブレーキ、ワイパー、ライトなど、クルマの状態をしっかりと確認しましょう。バッテリーやエンジンオイルの劣化具合の確認やウォッシャー液の補充も忘れずに。
クルマの点検が終わったら、出発前に必ず周りを確認し、雪を払いのけましょう。視界を確保するためにも、フロントガラスだけでなく、サイドミラーやリアウィンドウもきれいにします。屋根にたくさん雪が載っていると急ブレーキの時に雪が落ちてきて、フロントウインドウが塞がれて事故になるので危険です。
なお、普段クルマに積んでおくといいものについては別のブログで紹介しています。
関連ブログ:冬の必須アイテム10選
ドライブレコーダー
万が一の事故に備えて、ドライブレコーダーを装着しておくことをおすすめします。
雪上運転の練習
札幌市内では何か所か有料ですが「冬道安全運転講習」が行われています。雪上運転の練習場が設けられているので、事前に講習を受けて練習してみるのも良いでしょう。
駆動輪の特長を理解して運転
雪道で最も強いのは4WD(四輪駆動)です。2つのタイヤで駆動力を伝える2WD(二輪駆動)よりも、4つのタイヤで駆動力を伝えることができる4WDの方がより多くの駆動力を路面に伝えることが可能なので、2WDでは登ることができなかった登り坂を4WDならば登ることができます。雪道で前に進むことに関しては、4WDは2WDに比べて優れています。
2WDのなかにも、FF(前輪駆動)やFR(後輪駆動)の違いがあるので、雪道運転では注意が必要です。FFは、フロントにエンジンがあり、その分駆動する前輪2本に荷重がかかります。その結果、駆動するフロントタイヤが地面に押し付けられるので、効果的に駆動力を路面に伝えることができ、雪道でも比較的安定して進むことができます。
一方、FRはFFと同じくフロントにエンジンを搭載していますが、駆動するのは後ろのタイヤになります。駆動するリアタイヤにエンジンの荷重がかからないため、発進時や登り坂でトラクションを稼ぐのが苦手です。その結果、雪道や凍結路だとタイヤが空転してしまうことが多くなります。雪道では特にスピンしやすいため注意が必要です。
ここまでは、雪道を進む力について説明しました。4WD>FF>FRの順に優位になります。しかし、止まるという視点から見ると話は異なります。止まる力である制動力を伝えるタイヤの数は4つで変わりないからです。曲がる力に関しても同じです。雪道での「走る」は4WDが強いですが、「曲がる・止まる」は2WDと4WDで変わりません。むしろ同じ車種で比較すると車重がある分、4WDの方が制動距離が長くなります。「4WDだから」と過信せず、減速やカーブの時は慎重に余裕を持った走行が必要です。
運転時の注意
発進時
スリップを防ぐため、クリープ現象を使ってゆっくり動き出し、アクセルを徐々に踏んでいきましょう。
スピードは控えめに
雪道では、普段の運転よりもかなりスピードを落とすことが大切です。特に3つの急「急加速、急ブレーキ、急ハンドル」は厳禁です。
車間距離を保つ
雪道では、思ったように止まることができないため、通常の車間距離よりも十分な間隔を空けて走行しましょう。晴天時の2倍以上、できれば3倍程度空けるのが理想です。
わだちに注意
わだちに沿って走るのが基本です。沿って走った方が、横方向の滑りをわだちが抑えてくれるからです。わだちをうまく利用して走るには、ハンドルをあまりしっかりにぎらずに少し遊びを持たせてにぎるといいでしょう。ただし、深いわだちに入ると車の下が積雪面に接触してスタックの原因となります。また、わだちが深いところでの車線変更は慎重に行いましょう。
カーブ
カーブの手前で十分に減速し、曲がりはじめたらブレーキをかけないようにしましょう。また、ハンドル操作はゆっくりと行いましょう。
坂道での運転
上り坂では、十分な勢いを付けて発進し、途中で止まらないようにしましょう。下り坂では、低速ギアに入れてエンジンブレーキを活用し、ブレーキを頻繁に踏まないようにしましょう。前述のように4WDの方が、発進時や登坂時において滑りづらく、駆動力が優れています。しかし下り坂の制動距離は、平坦路の制動距離に比べて2WDよりも重量の重い4WDは長くなるので要注意です。
ブレーキ
エンジンブレーキを効果的に使い、ブレーキは優しくかけるようにしましょう。ABS付きの車は、ブレーキを強く踏んでもロックしにくいですが、過信は禁物です。
天候の変化に注意
雪が降ったり、路面が凍結したりすることがあるので、こまめに天気予報を確認しましょう。
視界の確保
雪が降っている場合は、ワイパーを適切な速度に調整し、視界を確保しましょう。走行中に猛吹雪や地吹雪が発生し、急に視界が悪化する場合があります。なかでも特に雪によって視界が奪われてしまうホワイトアウトは事故につながりやすく、そのまま運転を続けることは危険です。ホワイトアウトが起こると一瞬で数十cm先でさえ見えなくなる場合もあります。
ホワイトアウトが発生したら、ハザードランプやヘッドライトをつけて周囲に車の存在を知らせながら減速します。後方の安全が確認できたら、車を道路の端に寄せて吹雪や大雪が落ち着くのを待ちましょう。ホワイトアウトに遭遇しても慌てず、視界を確認しながら少しずつ車を進めましょう。
スタックしてしまった場合
無理に発進しようとせず、一度車を後退させて、再度発進を試みましょう。ゆっくりと振り子のように小刻みに前進・バックを繰り返し、雪を踏み固めながら発進してみます。それでも脱出できなかった場合は、タイヤの下に緊急脱出用のスノーヘルパーや布を敷いて、ゆっくりとアクセルを踏んでみます。このとき、運転席の足元に敷くフロアマットも使えます。FRの場合は、同乗者に後部座席に乗ってもらったり、荷物をトランクに積んだりすることで駆動輪に重量を与えゆっくり発進してみます。
また、雪国の滑りやすい箇所には大体砂箱が設置されています。スリップしたタイヤの下と、タイヤの外周に砂をふりかけます。できれば、駆動輪すべてにふりかけましょう。
それでもだめだったら、周囲の助けを借りるか、同乗者や通りがかかったドライバーに車を押してもらいます。最後の手段はレッカー車を呼びましょう
夜間の運転は避ける
視界が悪くなり、危険が増すため、夜間の運転はできるだけ避けましょう。
緊急回避
凍結路面ですべってしまいコントロールできなくなってしまった場合には、横の雪壁にぶつけ、雪の抵抗で減速する方法があります。車を傷つけてしまいますが、対向車を巻き込んだり、崖側に落ちてしまったりする最悪の事態を避けるための緊急回避の手段として有効です。また、山側の路肩に故意に車輪を落とす方法もあります。
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