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スタッドレスタイヤの選び方
皆さま、こんにちは!
「軽自動車で北海道を元気に!」北海道軽パークです🚗🚗
北海道軽パークでは、オトクな冬支度&冬タイヤ🛞キャンペーンを開始しました。
だけど、どんなタイヤ🛞を選んだらいいか分からないよという方もいるかと思いますので、スタッドレスタイヤの選び方を纏めてみました。
1.タイヤのサイズを確認する
タイヤを買うにあたって、サイズが合わなければ意味がありません。そこで、まずは交換するタイヤのサイズを確認します。タイヤのサイズは、タイヤの側面に表示されています。サイズを表すのは、数字とアルファベットが組み合わさった部分です。例えば、タイヤサイズは次のような形式で表示されます。
例: 145/80R13 75S
次にそれぞれの数字とアルファベットが何を意味しているか見ていきましょう。
145: タイヤの幅(mm)を表します。この例では、タイヤの幅は145mmです。
80: 偏平率を表します。タイヤの高さ(断面高)が幅の何%であるかを示す数値です。この例では、タイヤの高さが幅の80%ということです。
R: タイヤ構造を表します。Rはラジアルタイヤであることを意味します。
13: リム径(インチ)を表します。ホイールに取り付ける部分の内径が13インチということです
75: ロードインデックス(LI)を表します。タイヤが支えられる最大荷重を示す数値です。
S: 速度記号を表します。タイヤが耐えられる最高速度を示す記号です。
このうち、145/80R13の部分が同じサイズのスタッドレスタイヤを選びます。(サイズを変えるインチアップという方法もありますが、ここでは触れません)
2.使用環境から重視する点を決める
購入するスタッドレスタイヤのサイズが分かったら、次はタイヤの使用シーンについて考えてみましょう。商品のカタログや商品サイトを見ると、各商品の特長が記載されています。それを見ると、そのタイヤがどこに力を入れて開発されたかが分かります。自分が重視するポイントに一番合っているものを探しましょう。
(1)ツルツル路面が多い地域で使う
雪や雨が降った後に気温が急激に低下して、路面の水が凍結してツルツルと滑るアイスバーンになることがあります。札幌市内のように、このような凍結路面が多い地域で使用する場合には「氷上性能」に注目しましょう。氷上性能とは氷の上で滑らないようにするための性能になります。
(2)積雪の多い地域で使う
新雪やシャーベット状の雪など、比較的柔らかい雪道でタイヤが滑らないようにするための性能を「雪上性能」といいます。積雪の多いエリアでは、この「雪上性能」を重視しましょう。特に、雪が何センチも積もっている路面ではタイヤの空回りなどのトラブルが発生しやすくなるため、タイヤの溝が雪を噛み込み、前に進む駆動力が重要です。
(3)年に数回しか雪道を走らない
年に数回しか雪が降らない、スキーに行った時だけなど、たまの出番に備えておきたい場合は、スタッドレスタイヤではなく、通常の道路を走行する際に必要な性能も兼ね備えたモデルを選びましょう。ドライ性能、ウェット性能、静粛性などのトータルバランスに注目してタイヤを選び、タイヤチェーンを別途用意しておくのが現実的です。また、オールシーズンのタイヤなら、晴天・降雨時ではノーマルタイヤ(夏用タイヤ)に近いグリップ力を、雪道においてはノーマルタイヤよりも強いグリップ力を持っていますので、雪道を走る頻度によっては、こちらの選択肢もあります。
なお、国土交通省が定めたチェーン規制区間という道路もあります。チェーン規制区間とは、大雪や悪天候時、タイヤチェーンを装着していない車両の通行を規制する区間のことです。各区間では降雪が激しくなるとスタッドレスタイヤだけでは通行不可となりますので、この区間を走る可能性があるなら、タイヤチェーンを持っていた方がいいでしょう。
3.価格とトータルのコストをチェック
使用シーンがはっきりしたら、そこに合ったタイヤの中から購入するものを選びます。例えば同じ氷上性能を追求したモデルの中にも下記のように様々なものが販売されています。
(1)最新のタイヤは高価、一世代前が安価に販売
タイヤの価格は、同一メーカー比較した場合、最新モデルの方が性能がアップしていますが、価格も高価です。同時に一世代前のタイヤも価格が見直されて、廉価モデルとして売っていることが多いです(売れ残ったわけでなく製造は続いている)。一世代前のモデルも新モデルが出る前は最上位モデルだったわけで、こちらを選択するのもありです。
(2)耐摩耗性能が良ければより長く使える
タイヤは走っているうちにすり減っていくものですが、なかでもスタッドレスタイヤは、走行距離にして10,000~15,000kmもすれば交換時期を迎えます。耐摩耗性能が高いことを売りにしているモデルは、より長い距離を走れるので寿命が長いことになります。
(3)ロングライフモデルならより長い年月使える
スタッドレスタイヤはサマータイヤよりも寿命が短く、使っていなくてもゴムが劣化して性能が落ちるので、製造から長くても3~4年で交換時期を迎えます。そのため、製造日が古いタイヤよりも新しいタイヤを選ぶようにします。製造日が古いために価格が下がっている場合もありますので、そこも確認するようにしましょう。また、タイヤによっては、ライフ性能を高めて、何年も使えることを売りにしているモデルもありますので、長い年月を使いたいならロングライフモデルを選びましょう。
(4)燃費性能が良ければガソリン代が安く済む
タイヤは車の燃費にも影響します。転がり抵抗が低いタイヤであるほど、少ないエネルギーでタイヤが回転するため、少ない燃料で走行が可能になります。一般的にスタッドレスタイヤはサマータイヤより燃費が悪くなってしまいますが、最近は、なるべく低燃費となるように開発されたモデルも販売されていますので、燃費が気になる場合は低燃費性能を高めたタイヤを選びましょう。
以上のように、価格が安くても年月が経っていたり、耐摩耗性能が低いとタイヤ交換時期が早くきて、コストが余計にかかる場合もあります。逆にあと1、2年しか乗らない予定のクルマだったら、価格が安いものを買った方がいいなど、一概にどれを選ぶのがいいといいきれないので、そこはクルマの使い方とあわせて考えるのがいいでしょう。
各社のタイヤ紹介
ブリヂストン
北海道・北東北の主要5都市での装着率No.1を誇るのが「BLIZZAK」シリーズです。日本の冬に合わせた開発が行われており、雪道や氷上での高いグリップ力と、快適な乗り心地を両立させたタイヤとして、人気を集めています。「フレキシブル発泡ゴム」と新トレッドパタンの採用で、「BLIZZAK VRX2」に比べ氷上でのブレーキ性能が20%向上した「BLIZZAK VRX3」は、高い氷上性能はもちろん、ロングライフ性能、静粛性能も追及したモデルとなっています。
上位モデル BLIZZAK VRX3
普及モデル BLIZZAK VRX2
ヨコハマ
凍結路面の水膜を吸水する吸水ゴムを採用し、高い氷上性能を実現したのが「ice GUARD」シリーズです。「ice GUARD 7」は、接地面積とブロック剛性を大幅に増加、氷上の発進・制動時やコーナリング時に路面にしっかり密着します。また、劣化促進試験でゴムの硬さの変化を確認した結果、「ice GUARD 6」「ice GUARD 7」ともに約4年後も摩擦力の低下は少なくロングライフ性能を実現しています。
上位モデル ice GUARD 7
普及モデル ice GUARD 6
ダンロップ
低温下での氷上性能と、ロングライフ性能で高評価を得ている「WINTER MAXX」シリーズ。滑りにくく密着性にすぐれたナノ凹凸ゴムを採用した「WINTER MAXX 03」は、氷上の凸凹に形状を変えて密着することで、氷上性能を向上させています。「WINTER MAXX 02」は、凍結、雪上、ウエット、ドライなど様々な路面での走行性やライフ性能を含む経済性において高いレベルでバランスの取れたトータルバランス型スタッドレスタイヤです。
上位モデル WINTER MAXX WM03
普及モデル WINTER MAXX WM02
トーヨー
乗用車、SUV用の「OBSERVE」シリーズ、ハイト系専用の「Winter TRANPATH」シリーズなど、車種に合わせた設計が特徴。「OBSERVE GIZ3」は、新たなパターン設計と新コンパウンドが路面への密着性を高め、アイス性能をより強く、長くキープします。また、ハイト系専用プレミアムスタッドレスタイヤ「Winter TRANPATH TX」は、背が高い車は、カーブを曲がるときなどにふらつきやすい特性がありますが、ふらつきを抑えながら冬の悪路でも安定して走行できるように設計されています。
上位モデル OBSERVE GIZ3
普及モデル OBSERVE GIZ2
ハイト系専用モデル Winter TRANPATH TX
グッドイヤー(※当社おすすめ)
冬道性能を向上させつつ、長く使えることをコンセプトに開発したのが、「ICE NAVI8」です。「ICE NAVI」シリーズ初の左右非対称パターンの採用とコンパウンドの改良により、氷上ブレーキ・コーナリング性能が向上しています。また、均一摩耗プロファイルの採用により、摩耗エネルギーを分散し偏摩耗を抑制、転がり抵抗性能も向上し、ライフ性能の両立を実現しました。
上位モデル ICE NAVI 8
普及モデル ICE NAVI 7
ミシュラン
日本で初めてスタッドレスタイヤを販売したメーカーです。「走る」以上に「止まる」ことに重点を置き、北海道士別市を拠点に開発した「X-ICE」シリーズは、力強い氷上性能・雪上性能に加え、ドライ路面での安定性やロングライフ性能でも高評価を得ています。新開発のEverWInterGripコンパウンドを採用した「X-ICE SNOW」シリーズは、従来品比でアイスブレーキング性能が約9%向上、雪上でのブレーキング性能も約4%向上しています。
上位モデル X-ICE SNOW
普及モデル X-ICE XI3
ピレリ
イタリアが誇る世界的タイヤメーカーです。欧州ブランドのDNAを踏襲しつつ、日本のニーズに対応するように開発された「ICE ASIMMETRICO」シリーズが人気です。雪上性能、ドライ性能の高さが特長の「ICE ASIMMETRICO PLUS」を進化させた「ICE ZERO ASIMMETRICO」は、アイスグリップ性能は5%、アイストラクション性能は12%も向上しています。また、ドライ路面における快適な乗り心地と高いレベルの静粛性も確保しています。
上位モデル ICE ZERO ASIMMETRICO
普及モデル ICE ASIMMETRICO PLUS
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